和食は毒消し?

 

【本文より抜粋】
和食が世界一理想的な健康食と言われるのも、毒消し効果を活用しながら食文化を築いて来た、先人たちのおかげです。 詳細は、私の著書『江戸の食卓に学ぶ~江戸庶民の“美味しすぎる”知恵』に、また味噌については『1日1杯の味噌汁が体を守る』により詳しく書いてありますので、ぜひご一読ください。 指導/車浮代(くるま うきよ)

 

江戸時代の人々は、
日常的に味噌汁を飲み、
納豆や酢の物、
醤油味のおかずを食べており、
当時から「体内の毒消し」という概念が
存在したことがわかります。

 

朝の味噌汁に毒消し効果があることは
近年も話題になっていますが、
それは江戸っ子にとっても周知の事実。
「味噌汁は朝の毒消し」、
「味噌汁は医者殺し」、
「味噌汁は不老長寿の薬」などといわれ、
江戸っ子は毎日口にしていました。

 

さて発酵食品と言えば、完全栄養食品であ大豆を、発酵の力でより栄養豊富にした「納豆」があります。 日常の食生活に取り入れている方も多いと思われますが、江戸時代は関西も含め、毎日の食事に書かせない食材でした。
『本朝食鑑』には、この納豆についても「腹中を整え食を進め、毒を消す」との表記があります。


【参考資料】
江戸時代に「魚の毒を消す」と
信じられていた意外な食品とは?
【江戸庶民の食の知恵】
サライ.jp) -
https://news.yahoo.co.jp/articles/34e8d0e821df720615b8ddff1437be9c5b707ce9?page=2