着物文化 腰紐をズボンに

 


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着物を着るようになってから
何かが変わってきました。

 


普段着のズボン
ベルトを
締めるのですが

今までは
革紐に穴の開いたタイプと
フリーバックルタイプを
使っていました。

 


着物の場合
帯を締める下に
着物が動かないように
「腰紐」で止めます。

 

この腰紐
結んで留める
のではなくて
体側に挟んで留めるのです。

 

この留め具合を
自分でコントロール
できるようになると
ちょうど良いところで留まります。
フィット感が良いのです。

 


明治時代の重鎮
西洋風の軍服の上から
帯を締めていた姿の
写真が残っています。

 

これ
たぶん
帯の締め具合が
体にフィットして
心地良いのだと思います。

 

 


最近
朝起き出して
普段着のズボンを履く際に
ベルトを使わず
腰紐をベルト通しにかけて
「キュッと絞って」
体側で紐を固定すると
自分の身体にフィットして
とても心地よいのです。

 

 

もしかして
こういうのを
「文化」
と言うのかもしれません…

 

 


とにかく

身体から

「機嫌が良くなります」

新感覚です。