食べ物 味つき考

食べ物について
改めて考えてみる。

 

たとえば果物。
りんご・梨子・桃・柿などは
最初から、味がついている。

「種を運んでもらう」ご褒美に
「果実を食べていいよ」という取引
事前談合成立しているのではないか?

花とミツバチの様に
「花粉を運んでもらう」
太っ腹 ご褒美 前払い!
「蜜を持って行きなよ」と…


植物にとって
「種は食べられちゃ困る」よね。
「種は食べて欲しくない」のだ。
だから
「種には味が付いていない」のでは?

米や小麦やとうもろこしは 

まともに種でしょうに。


動物にしたって
牛さんや 豚さんや 鶏さんや 犬さん 猫さんも
食べられたくないから
味がついていない……


つまり
つまり
「味をつけなくても食べられる」
ものならば
「それは食べてもいい」
「許されたもの」
なのでは ないのだろうか?


それでも
どんな果物でも
食べて良いわけではなさそうで
「このリンゴ 食うたらイケン ちゅうたろが!」と
楽園を追われたコもいる…らしい。


食べられないものを
無理やり食べる方法として
「味をつけて食べる」
技法が生み出された…。

いわく
「塩」
「味噌」
「醤油」
「出汁」
「ソース」
「ドレッシング」等々…

次回からは
料理を知らなかった私が
今つけている味について
書いてみようと思います。